職業として、理科教師に就きたい、という方はそれなりにいます。在学中に、理科に興味を持ち、物理や化学、生物や地学について勉強し続け、研究し、わかりやすく子供に教えたい、という考えをお持ちの方は、では、どのようにすれば、理科教師になれるのでしょうか。
まず、教員免許を取る必要があります。免許を取るためには、通う大学が重要になってきます。
四年制大学を卒業した人は、一種免許を取得できます。これは、中学、高校、どちらも選ぶことができ、教えることができます。
短期大学を卒業した人は、二種免許を取得できます。これは、中学しか選ぶことができません。しかし、通信制の四年制大学を、短期大学卒業後に卒業すれば、高校も選べ、教えられるようになります。
修士を卒業した人は、専修免許を取得することができます。これは、一種免許とできることが同じで、中学、高校を教えることができます。
理科教師にとって必要なことは、正確な情報を生徒に与えることと、科学的に正しい思考ができることです。たまには論文を読む必要もあるかもしれません。また、最低限、生徒とのコミュニケーションをし、不快感のないように接する能力は必要となるでしょう。
ぜひ理科教師になり、質の高い授業を行いましょう。