こども園や小学校では送迎バスの運用がされているところは多いです。送迎バスは本来便利なもので、子どもが学校へ行くための手段として活用されています。しかし、痛ましい結果へとなってしまった例もあります。色々な要因が重なって、子どもがバスの中に取り残されたまま死亡するというあってはならないことが起こりました。
運用の仕方に問題がある場合があります。予算などの問題で人員を増やすことができず、高齢の園長が運転を担当する場合や、出席確認をアプリでおこなっている学校は、アプリの情報だけに頼ってしまい、実際の確認に至っていないという仕組み自体の問題もあります。
送迎バスは子どもにとって安全に園や学校にいくためのものでなければなりません。そのため、運用の問題点を洗い出して、ひとつひとつ解決していく必要があります。一番重要なのは人がしっかりと確認することです。